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納戸表記について


他の部屋は洋室と書かれているのに、この部屋だけ納戸と書かれている。

こんな経験よくありますよね。


納戸とは、中に入って歩き回れることが出来る程度の大きさの「収納用」の部屋の事です。


3LDKと書かれている場合は、リビング・ダイニング・キッチン・部屋が3つとなります。


2SLDKと書かれている場合は、リビング・ダイニング・キッチン・部屋が2つ・納戸が1つとなります。

Sとは「サービスルーム」という意味です。


では、普通の部屋と何が違うのでしょうか?


これは、建築基準法上の採光・換気の基準を満たしていないという理由にあります。

建築基準法では、窓の最低面積を「居室の床面積の7分の1以上」と定めています。

間取りや立地によって小さな窓しか設置できないような部屋は、納戸と表記しなければなりません。

3階建の1階部分にある部屋などは、納戸表記される事も多いですね。


しかし、納戸だからといって、部屋として利用することに問題はありません。

物件を間取りから探す際、3部屋以上で指定すると、2SLDKは除外されてしまいますので注意しましょう。


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