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レインズが仕様変更


不動産業を営む上でなくてはならないネットワークシステム「レインズ」。

国土交通省管轄の物件検索システムです。


不動産売買では宅地建物取引業法によって、レインズへの情報登録が義務付けられています。(一般媒介の場合は任意)

つまり、物件情報がこのシステムによって一元化されます。

アニメの世界でいう「マザーコンピューター」みたいなイメージです。


不動産業は情報戦でもあります。

情報を早く効率良く手に入れたものが勝者となります。

結果、不動産屋にとって「レインズ」はなくてなならない最強の武器となります。


そんなレインズ(東日本版)ですが、最近サイトの仕様が大幅に変更されました。


はっきり言って

使いづらい…


長年不動産をやっていると、レインズ検索のコツみたいなものが勝手に身についてきます。

神奈川県内で雰囲気の良い新築2階建・・・みたいな「ふんわり」とした条件での検索がなんとなく出来るようになります。

そのような経験値からくるスキルがリセットされてしまいました…

個人的には結構なダメージです。


改悪とまでは言いませんが、不満点はたくさん。


・路線検索が面倒になった

・ソートできる項目が減った

・CSVで落とせない

・単純に見にくい


とは言っても、不動産屋の生命線なので使いこなしていくしかありません。



さてさて

何で今さら仕様変更よという疑問。


ログイン画面にリキャプチャ機能が実装したことからも分かるとおり、スクレイピング防止策が強化されたと思われます。


スクレイピングとは自動ポッドによって機械的にデータを吸い出す方法です。

つまりプログラムにレイズを検索させて、自社サイトやポータルサイトに自動的に紐付けたりします。


無人化や簡略化がスタンダードになるアフターコロナにおいて、スクレイピングが悪だとは思いませんが、プログラムである以上無機質感は否めません。


現地に足を運び、目で見て肌で感じて、という五感を働かせる。

きっと、楽せずコツコツと働きなさいと、レインズ様に言われているのでしょう。


ちなみに、スクレイピングしているサイトは、Google様にも嫌われる模様。


Google様、レインズ様、ウチはコツコツ手打ちで記事作ってますよ(>_<)


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