同じ住宅を扱う「不動産業」と「建築業」
道は同じでも住む世界は全然違う
不動産屋は不動産という「情報」を扱うのに長けており
建築業は「建築物」の工作に特化します
逆もしかり
不動産屋は建築や設計やデザインが苦手
建築屋は不動産情報をつかむのが苦手
個人的には
不動産屋と建築屋をバランスよくMIXした企業が強いと思います
が
異業種の交流というのはなかなか難しい
物件を取材していると
建築屋が仕上げたリノベーション物件は観ていて本当に楽しい
しかし
デザインや内装に原価が掛かるので販売価格は高くなる傾向にあります
不動産屋のリノベーション物件は原状回復的な内装が多くなる
しかし
情報を転がす意味合いから販売価格は良心的になりやすい
どちらが良い悪いという事ではなく
それぞれの業界がもっとオープンになって
お互いの良い所取りをしていくべきだと
その結果
もっと良い商品がお客様にも届くようになるのではないかと
ふと思う今日この頃です