アメリカでは一般的ですが、ようやく日本でも徐々に浸透しつつあるホームステージング。
販売中物件に、家具や雑貨がディスプレイされた物件がありますようね?
アレのことです。
最近では、ホームステージング専門の会社も増えてきました。
不動産会社としては、家具や雑貨を搬入したり保管しなくて良い利点があります。
一番の目的は、部屋に住むイメージを膨らませることです。
部屋に何もないと、イメージがしにくいですよね。
もう一つは、写真映えが良くなること。
家具や雑貨があることで、写真に温かみが出ます。
何も無い室内は、どこか寂しく無機質な写真になってしまいます。
まだまだ日本は「新築」志向が強くあります。
しかし、今後の人口推移を考えれば、既存住宅をもっと流通させることが重要です。
その意味でも、ホームステージングは積極的に採用していくべきだと思います。
しかし一つ注文をつけるなら
ダサイ!
全部がそうだとは言いませんが、センスの悪いホームステージングがあります。
浴室に造花なんて置きます?
ダイニングテーブルに外国の雑誌なんて置きます?
購入者のことを考えれば、立地や想定購入層といった、その不動産の特性を考えてディスプレイして頂きたいなと。
個人的には、GEORGE’S・無印良品・NOCE・AfternoonTeaなどなど、雑貨や家具屋はこの業界にもっと進出してくるべきだと思います。
中古物件を流通させなければいけない今、異業界からの進出がブレイクスルーになると思います。
ちなみに、ほとんどの場合、ホームステージングされた家具や雑貨はディスプレイ用となり、不動産にはついてきませんのでご注意を!